パンプスの種類は？ヒール・つま先の特長を知ってかしこく靴選び

先の尖ったつま先を意味するポインテッドトゥ（pointed toe）。つま先が細いため、美脚効果は絶大ですが、長時間履いたり歩いたりするのには適さない側面も。足先が細い人に適しています。

つま先が丸い（ラウンド）を意味するラウンドトゥ(round toe)。ヒールの高さに関係なく、つま先が圧迫されにくいので、立ち仕事や歩くことが多い場合も足先は痛くなりにくいというメリットが。

アーモンドのようなほっそりしたつま先を意味するアーモンドトゥ（almond toe）。足先をシャープに見せてくれるので美脚効果もありながら、疲れにくいという特長があります。

つま先が四角く（square）にカットされたスクエアトゥ。エッジィな見た目に反して、つま先が締め付けられにくいのでモード感と履きやすさ、両方がかなう優秀なデザインです。足幅が広い人もOK。

つま先部分が開いている（open）ことを意味するオープントゥ。側面やかかとは覆われているので、サンダルほどカジュアルになりません。ペディキュアで足先をきれいにして履きたいですね。

覗く（ピープ／peep）を意味するピープトゥ。オープントゥと同様、つま先が開いているデザインですが、開きが少ないため、見えるのは親指程度。オフィシャルなシーンでも履くことができます。

海外では先が細くとがっている状態を表すstiletto（スティレット）ヒールと呼ばれているピンヒール。ハイヒールの中でも体重のかけ方が難しいため、上級者のためのヒールと言ってよいかも。

ずんぐりしたという意味を持つチャンキー(chunky)ヒール。チャンキーヒールは通常のヒールよりも太く、安定感があるため、ヒールの高さがあっても歩きやすいという特長があります。

かかと部分だけが高く、底が平らな特長のウェッジソールは、横から見たときにくさび形（wedge）になることからそう名づけられました。ソールが面になっているため安定感があります。

アイスクリームのコーン（corn）のような円錐形のコーンヒール。かかとに接地する部分は太く、先端に向かって細くなる形が特長です。ブーティやショートブーツなどにも多く用いられています。

かかとの接地部分から地面に向かってヒールが垂直に伸びているセットバックヒール（set back heel）。高さのあるヒールのデザインが多いため、仕事よりもパーティなどのフォーマルなシーンに。

小さくてかわいいヒールが特長のキトゥンヒール。子猫を意味するキトゥン（kitten）が語源とされています。3～5cm程度の低いヒールが特長のフラットシューズに多く、日常使いにおすすめです。