白スニーカーのレディースコーディネート〜春夏秋冬おしゃれな大人きれいめ着こなし

大人女性が白スニーカーを履く際は、下記3点に気を付けると、グッとあか抜けた印象に仕上がります。
・シンプルなデザインを選ぶ
・足元だけが浮いて見えないようにする
・スタイルアップを意識する
以下に、それぞれのポイントについて詳しくまとめました。

派手なデザインのスニーカーは「カジュアル」「ボーイッシュ」といった印象を与えてしまいがち。装飾が少なめで、シンプル＆スリムシルエットのものを選ぶと、きれいめのアイテムとも馴染んで、大人っぽい印象に仕上がります。クラス感のある装いを目指す人には、レザー素材の白スニーカーもおすすめです。

白は膨張色のため、足元だけが浮いて見えることがあります。対策として、靴以外のアイテムに白、もしくは白に近い色を取り入れてみましょう。視線が散って、全身のバランスが取りやすくなります。

また、小物と靴を同系色にしたり、インナーの裾から白をのぞかせたりするテクニックもおすすめ。靴の存在感が強くなり過ぎず、統一感のあるコーデが作れます。

スニーカーは、ヒールがないので脚が短く見えやすいのも課題ですよね。写真のように、ロング丈ボトムスで脚を隠し、スニーカーとボトムスをつなげるようにすると、スタイルアップ効果が期待できます。

少し抜け感を出したい時は、アンクル丈のボトムスで、足首だけを出すのも良い方法です。ボトムスと靴の色を似た色味にすると、視覚効果で脚が長く見せられます。

ここからは「合わせるボトムス別」に、白スニーカーのおしゃれな着こなし例をご紹介します。まずは、カジュアルファッションの王道である、デニムパンツを合わせたスタイリングをピックアップしました。

ベーシックカラーや落ち着いた色味のアイテムを中心に選んで、シックにまとめることが、洗練された大人カジュアルコーデを作るコツです！

Ｔシャツ×デニムの組み合わせには、白スニーカーが相性抜群。カーディガンは、オーバーシルエット＆ざっくりと編まれたものを選ぶと今っぽいリラックス感を演出できます。

シャツワンピースにデニムパンツを合わせた、今年人気のレイヤードコーデです。白の面積が大きいので、足元が浮かず統一感のある装いに仕上がっています。シューズは履き口が浅めの「ローカットタイプ」をセレクトして、抜け感を出しましょう。

マスタードやテラコッタといった「こっくりカラー」のニットがあれば、白スニーカーでも、簡単に季節感を表現できます。インナーはシャツを選ぶと少しきれいめに。カットソーだとよりカジュアルな印象になります。

スニーカー×マウンテンパーカーだと、なんだかワークっぽく見えてしまうことも。そんな時は、アウターの色をベージュやブラウン系にしてみては。足元の爽やかな白シューズも相まって、カジュアルでありつつも、どこか上品な雰囲気を醸し出してくれます。

テーパードパンツやスラックスは、白スニーカーと合わせて今年らしくブラッシュアップ。服と靴がチグハグな印象にならないよう、カジュアルアイテムを積極的に取り入れると、おしゃれに着こなせます。

きれいめの黒スラックスを合わせれば、カジュアルなパーカースタイルもクラス感のある装いに変身。バッグと靴の色をリンクさせると統一感のある着こなしが作れます。スポーティな雰囲気がお好みなら「ダッドスニーカー」をセレクトしてみて。

ボーダーカットソーやサファリシャツで着こなしに統一感を持たせ、スラックスで大人のきちんと感をプラスした着こなし。赤、オレンジなどの明るい色のトップスを取り入れる時は、落ち着いたトーンのものを選ぶと、大人っぽく決まります。

定番のトレンチコート×スラックスのスタイリングも、靴をスニーカーすれば、こなれた印象を与えられます。アウターの丈が長めなので、シューズはスリムシルエットのものを選ぶのがおすすめです。

カジュアルシューズと「ほっこり」なイメージのキルティングコートは、スラックスでシャープな印象に。ボトムスの裾をロールアップして足首を少し見せると、抜け感が出ておしゃれ度がグンとUPします。

昨年に引き続き、2022年もボトムスは太めシルエットがトレンド。ここでは、今年らしい着こなしにマストなワイドパンツに、白スニーカーを合わせたスタイリングを集めました。

ワイドパンツは重厚感があるため、白スニーカーと合わせると、重心が下がりやすいというデメリットがあります。トップスインや色柄物で目線を上げるなど、バランス調節に気を配ると、スタイル良く着こなせますよ。

セットアップの外しアイテムにスニーカーを投入してトレンドの「テイストMIXコーデ」を表現。ジャケットやパンツはゆったりサイズを選ぶとビジネスライクにならず、オフの日の装いにもマッチします。

アンクル丈ワイドパンツ×ノーヒールシューズの時は、ロングアウターを取り入れて縦長のラインを強調しましょう。歩くたびにふんわり揺れる薄手のシャツワンピースなら、着こなしに立体感が生まれ見た目も涼しげです。

フルレングスワイドパンツを合わせる際は、トップスをインして上半身をコンパクトにまとめることがポイント。ボトムスには、レーヨンやサテンなど落ち感のある素材をセレクトすると、女性らしく仕上がります。

胸元に英字ロゴがプリントされた「カレッジトップス」は、2022年のトレンド注目アイテム。胸元のロゴに視線を集められるので、ワイドパンツ×スニーカーのゆるシルエットファッションでもバランス良くまとまりますよ。

白スニーカーは、フレアスカートの甘さを中和し、大人っぽいフェミニンファッションに仕上げてくれます。フレアスカートは下半身にボリュームが出るため、シューズのデザインは「ローカットタイプ」もしくは、シンプルな「ローテクスニーカー」がおすすめです。

スウィートな印象の総レーススカートにはあえてカジュアルなトップスや靴を合わせて、大人に似合う上品カジュアルを目指して。ボーダーは、ピッチが細めのものを選ぶと、柄が強調されず、すっきり着やせが叶います。

服の色をグレーやベージュなどのニュートラルカラーでまとめれば、カジュアルな装いでもシックな印象を与えられます。小物や靴にきれいめ要素を取り入れると一気にあか抜け、部屋着っぽくなるのを防げますよ。

重厚感が出やすい冬ファッションには、明るい色や柄アイテムを取り入れて華やか＆軽やかに仕上げましょう。気温が低い日は靴下を履き、スカートの裾からチラ見せするスタイルもおすすめです。

パーカーにプリーツスカートを重ね着して、ワンピース風に着こなしたスタイリング。足元はスニーカーで外すことで、気負わない大人に似合うきれいめカジュアルな装いに仕上がります。

「タイトスカートにパンプスだと下半身が寂しいかも……」という時は、白スニーカーで足元にボリュームを出してみましょう。コーデにメリハリが付くのでのっぺり見えず、好バランスな着こなしが叶います。

トップスはタックインするか、短め丈を選ぶのがポイント。上半身をコンパクトにまとめることで、スニーカーでも美シルエットがメイクできますよ。

レースタイトスカートなら、靴がカジュアルでもラフになり過ぎず、通勤やデートもOKの好印象なスタイリングに。上半身に引き締め色を持ってくると、重心が上がって、スタイルアップ効果が期待できます。

トップスをインするとお腹周りが気になる人は、長め丈のＴシャツをそのまま着るのもおすすめ。トップスは細身のものを選んで「Ｉラインシルエット」を作りましょう。縦に長く見えてスニーカーでもスタイルが良い印象になるはず。

ゆったりニット×タイトスカートで「Yラインシルエット」を意識した着こなし。裾は前半分だけをインすると、カッチリし過ぎず程良いラフさを演出できます。短めソックスでふくらはぎの肌を少しのぞかせ、抜け感を出すのも忘れずに。

上下がニットアイテムの時は、靴を白スニーカーにして軽さをプラス。カーディガンやトップスを肩掛けすると、上半身に程良くボリュームが出て好バランス＆鮮度の高い着こなしが実現します。

靴を白スニーカーに変えれば、いつものワンピースコーデがグッとあか抜けます。ワンピースの丈は長めがトレンドですが、スニーカーだと靴にヒールがないため、スタイルが悪く見えてしまう可能性も……。そのため、ウエストがシェイプされたワンピースを選んだり、アウターをショート丈にしたりして、上半身をコンパクトにまとめることがコツ！

かわいらしい印象の花柄ワンピースは、マウンテンパーカーと白スニーカーで甘さをセーブしましょう。フェミニン×カジュアルといったように、あえて異なるテイストアイテムをMIXしているのが今っぽ見えの秘訣！

きれいめワンピースにカジュアルシューズを合わせれば、オフの日にぴったりな大人のリラックススタイルが作れます。黒の面積が多いと地味に見えやすいので、ピンクやメタリックカラーなど思い切って目立つ色を取り入れてみるのがおすすめです。

オケージョンにも使えそうなカッチリワンピースをスニーカーで外した、おしゃれ上級者の着こなし。ワンピースはウエストが高い位置でシェイプされているものを選ぶと、ノーヒールでもスタイル良く見せられます。

スウェットワンピースとスニーカーのラフなスタイリングは、落ち着いた色のアイテムを選んで大人な印象に仕上げて。ベージュ×カーキのニュアンスカラー配色なら、女性らしさとこなれ感を両立した理想のカジュアルスタイルが叶います。