
オフィスカジュアルにOKな靴とは?【女性編】おすすめの靴やNGポイントまで解説
会社によっては「オフィスカジュアル」での出社を認めているところもあります。“カジュアル”という言葉を含むので、一見すると自由度が高い印象ですが、オフで着るようなファッションがOKというわけではないため、実際には何を着ればいいのか迷ってしまいますよね。それは、服装だけでなく、靴も同様です。社会人は足元で人となりを判断されることも多いため、オフィスカジュアルといえども靴にはしっかり配慮しておきたいところ。
ここでは、オフィスカジュアルの“靴”選びのポイントや注意点、さらに、女性向けのおすすめの靴を3タイプご紹介します。
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目次
オフィスカジュアルの靴選びOK・NGポイント
OKなポイント
【1】落ち着いた色・きっちりした雰囲気の素材
オフィスカジュアルは、オフィスになじむようなコーディネートを意識することが重要です。そのため、落ち着いた色や素材の靴を選ぶのが無難。ベージュ色、グレー色、黒色などの目に優しく和やかな色味の靴は、オフィスカジュアルのスタンダードです。
素材に関しても、レザーやスエードなどのきっちりとした雰囲気が感じられるものがビジネスシーンでは好まれます。
【2】品のあるデザイン
オフィスカジュアルに合わせる靴は、カジュアルに偏りすぎない品のあるデザインを選びましょう。無地でワントーンのシンプルなデザインを選べば、より大人らしさを演出できます。派手な柄が施されているものはオフィスで浮いてしまうので気をつけましょう。
【3】歩きやすい形状
オフィスカジュアルの靴選びは、見た目はもちろん、歩きやすさ・動きやすさも考えておかなければなりません。特に女性の場合、ヒールを履くのであれば高さは3〜8cm程度で太めのものを選ぶと動きにくさもそこまで感じないでしょう。パンプスはストラップ付きのものを選ぶと、脱げにくく安定感があるのでおすすめです。
また、靴によっては疲れを感じやすいものがあります。自分に合ったインソールを入れるなど工夫をして疲労感を軽減できるようにしておくことも大切です。中にはもともとクッション性の高いソールが入った靴もあります。
NGなポイント
【1】ヒールの高さがありすぎる靴
ヒールがついているものほうがフォーマル感が出ますが、ヒールが高すぎるとかえって奇抜になってしまいます。また、歩きにくさの点でも好ましくありません。
【2】派手な色や素材の靴
原色のような鮮やかすぎる色合いのもの、アニマルレザーのような派手な素材が使われているものはオフィスカジュアルには適さず、禁止している職場も多いので気をつけましょう。
【3】歩くときに音がうるさすぎる靴
歩いたときに音がうるさすぎるものは、周囲の迷惑になります。特にヒールのある靴やレザーソールの革靴などは、カツカツとした音が鳴りやすいタイプ。試着ができる場合は、音がうるさ過ぎないかチェックしておくようにしましょう。
サンダルの注意点
サンダルのようにつま先を露出する靴は、ラフ過ぎるため仕事をする服装として相応しくないので避けなければなりません。たとえ落ち着いたデザインや色使いであっても禁止されていることがあるので注意が必要です。もし履く場合は、スポーツサンダルのようなカジュアルなものでなく、ヒールのついたフォーマルなものを選びましょう。
ブーツの注意点
ブーツの可否も企業によって判断が分かれます。履く場合は、なるべく丈の短いもので、ハードではないシンプルなデザインが無難です。
歩いたときに音がうるさすぎるものは、周囲の迷惑になります。特にヒールのある靴やレザーソールの革靴などは、カツカツとした音が鳴りやすいタイプ。試着ができる場合は、音がうるさ過ぎないかチェックしておくようにしましょう。
オフィスカジュアルに合う靴:パンプス
オフィスカジュアルに合う靴はさまざまありますが、女性の場合はパンプスが合わせやすいでしょう。パンプスは甲の部分が広くあき、ひもや留め金などがないのが特徴で、適度にカジュアル感とフォーマル感が演出できるため、ビジネスシーンはもちろんプライベートシーンでも活躍します。色は黒いパンプスは、ビジネスシーンにも普段使いにも幅広く使えるので、一足持っておくといいでしょう。また、フェミニンなスタイルを目指したいときはベージュもおすすめです。
ここでは、オフィスカジュアルにおすすめのパンプスを、デザインやヒールの形状などの種類別に紹介します。
ミドルヒールパンプス

オフィスカジュアルに最も適しているといわれるパンプスの中でも、特におすすめなのがヒールの高さが4〜7cmのミドルヒールパンプスです。適度な高さのヒールは、歩きやすさとシルエットの美しさの両方がかなううえ、オフィスカジュアルにふさわしいきちんと感も演出できます。カーフスキンやエナメル素材でできた、プレーンタイプのミドルヒールパンプスは、まずは持っておきたい一足です。
ローヒールパンプス

ローヒールパンプスとは、ヒールの高さが3cm以下のパンプスのこと。安定感があり歩きやすいのはもちろん、細めのヒールが付くことで、ぺたんこ靴のようなカジュアルな印象が避けられるので、オフィスカジュアルの靴としておすすめです。
ストラップパンプス

足首や甲の部分にストラップが付いたパンプスは、安定感やフィット感のある履き心地がポイントです。ストラップがあることで女性らしい上品な印象を演出できるだけでなく、足首を華奢に見せてくれるという嬉しい効果も期待できます。
チャンキーヒールパンプス

「ずんぐりした」という意味を持つ、太いヒールが特長のチャンキーヒールパンプス。高めのヒールでも歩きやすさや安定感が保たれるので、こちらもオフィスカジュアルにおすすめの靴です。
セパレートパンプス

セパレートパンプスとは、つま先と踵を覆う部分が分かれたデザインのパンプス。適度な肌見せにより女性らしい印象を演出しつつ、ある程度改まったシーンにも対応できるので、オフィスカジュアルの靴としてもおすすめです。
サイドオープンパンプス

靴のサイドの内側、あるいは外側だけがセパレートになった、アシンメトリーなデザインのパンプスです。サイドが一部分開くことで、女性らしい軽やかな抜け感が出るうえ、足をよりきれいに見せてくれるという効果も。
オフィスカジュアルに合う靴:ローファー
カジュアルシューズでありながら、きちんとしたスタイルにもよく馴染むローファーは、オフィスカジュアルにも取り入れやすい靴。足が疲れにくく歩きやすいのも、おすすめのポイントです。
コインローファー

ローファーの中で最もスタンダードな形といえば、サドル部分位切り込みが入ったコインローファー。ベーシックなデザインなので、幅広いオフィスカジュアルコーデにマッチする使いやすいアイテムです。ベージュなどの上品な色や細身のデザインを選べば、学生っぽいイメージも回避できます。
ビットローファー

甲部分に馬具を模した金具が付いたビットローファー。トラッドな雰囲気の中にエレガントさがプラスされたビットローファーは、シンプルになりがちなオフィスカジュアルコーデの足元をほどよく華やかに演出してくれます。
タッセルローファー

タッセルローファーのポイントは甲部分にあしらわれた房飾り。ローファーの中で最もドレッシーな靴とされており、レディースのオフィスカジュアルコーデにもよく馴染み、華やかな印象をプラスしてくれます。
オペラシューズ

16世のヨーロッパで紳士がオペラ鑑賞や夜会で着用していたことからこの名が付いた、オペラシューズ。フォーマルな場ではもちろん、オフィスカジュアルにも適したドレス感の高い靴です。
オフィスカジュアルに合う靴:スニーカー
スニーカー着用の可否については、企業や業種によって判断が分かれるところです。近年では、スニーカーでの通勤を認めている企業も増えてきているようですが、その場合でも、デザインや色、素材などはできるだけオフィスカジュアルに馴染むものを選ぶことをおすすめします。
上品スニーカー

スニーカーの軽快な履き心地はキープしたまま、トラディショナルシューズのデザインを取り入れてエレガントに仕上げたスニーカー。上品な印象のスニーカーなら、オフィスカジュアルでも浮くことなく、きちんと感をキープできます。
装飾無しのシンプルスニーカー

カジュアルなスニーカーも、ベージュなどのレザー素材のシックなカラーを選べばグッと上品な印象に。きれい目のパンツやスカートに合わせても、違和感のないオフィスカジュアルコーデが決まります。
オフィスカジュアルに合う靴:ショートブーツ
職種によってはNGな場合もあるブーツですが、最近ではシンプルなショートブーツであれば、オフィスカジュアルではOKとされることが多くなりました。ただ、着用が認められている場合でも、カジュアルなロングブーツやハードな印象のものは避けましょう。細ヒールのブーツなら上品さやきちんと感もプラスされます。色も落ち着いたベーシックカラーがベストです。
アンクルブーツ

オフィスカジュアルのブーツは、シンプルなデザインのアンクルブーツがおすすめです。色は黒やブラウン、ベージュなどのベーシックカラーをチョイスして。ポインテッドトゥや細いヒールのものなら、カジュアルすぎる印象も避けることができます。
ブーティ

くるぶしが出るくらいの丈感で、着こなしに女性らしいエレガントをプラスしてくれるブーティ。パンプスに近いデザインなので重たくなり過ぎず、オフィスカジュアルでも上品にブーツコーデが楽しめます。
靴のタイプ別おすすめオフィスカジュアルコーデ
パンプスを合わせたコーデ例

ラインがきれいな黒のタイトスカートにハンサムな印象の白シャツを合わせた、オフィスカジュアルの王道ともいえるコーデです。シャツをフロントインすることで、スタイルアップをはかりながら、ほどよいこなれ感もプラス。形のきれいなヒールパンプスが、レディな印象をさらにワンランクアップ。
ローファーを合わせたコーデ例

レディな印象のドルマンスリーブトップスとシンプルなタイトスカートに、あえてメンズライクなローファーを合わせたコーデ。ついパンプスを合わせてしまいがちなスタイルも、ローファーで変化球を付けることで、オシャレ上級見えするスタイルに。
ショートブーツを合わせたコーデ例

エレガントなブラウスにカーディガンを羽織った、オフィスカジュアルにぴったりの上品なスタイリング。アンクルブーツにクロップドパンツを合わせて少し足首を見せることで、女性らしい雰囲気とほどよい抜け感が生まれます。ダークトーンのコーデには、ブーツの素材感で変化を加えるのがポイント。
スニーカーを合わせたコーデ例

ベージュのニットと黒のロングスカートのシックで上品なオフィスカジュアルコーデ。スニーカーを合わせるときは、シンプルなデザインのもので上品なイメージをキープ。カラーは白をチョイスすれば、ほどよい抜け感を出しつつきちんと感も演出できます。
オフィスカジュアルでの靴以外の足元マナー
素足はNG!
オフィスカジュアルでは素足は避け、スカートを履く時はストッキングを着用するのがマナーです。最もおすすめなのはナチュラルな肌色のストッキング。冬は黒のタイツもOKな場合が多いですが、派手なカラータイツは避けたほうが無難です。
避けたほうがよい足元アイテム
そのほかに、以下のような足元アイテムは、オフィスカジュアルでもマナー違反となる場合がほとんどです。周りに不快感を与えない、シーンにふさわしいコーデを心がけましょう。
・柄入り、ラメやラインストーンが付いたストッキングやタイツ、靴下
・網タイツなど肌の露出が多いもの
・レギンスやトレンカ
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